ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2016.8.12 03:23ゴー宣道場

「ゴー宣道場」福岡や大阪について


2p『ゴー宣』コンテとペン入れを終え、今は単行本用の

『おぼっちゃまくん』のペン入れをしている。

量が多すぎてなかなか進まない。

 

世間はお盆休みだが、よしりん企画は大坂神戸で取材をした

こともあり、仕事が滞ったので、がしゅがしゅやるしかない。

 

わしもお盆と聞くと父母の墓参りが気になる。

せめて一年に一回は墓参りをしなければと思ってしまうのは

非近代的なサガなのか?

福岡で「ゴー宣道場」をと念願している者がいるが、実現

すればついでに墓参りもできるし、玄洋社関係の取材も

できるのだが。

 

何しろ福岡は、食べ物は安くて美味いし、交通の便がいいし、

暮らしやすくて、天神でもカジュアルで、競争意識が低いし、

天下国家を考える者も少なく、平和でのんびりしている。

九州の南に行けば行くほど、『ゴー宣』の読者が何人いるの

か分からない。

そんな所で参加者が集まるのかどうかが心配だ。

 

福岡でやるときのテーマとして、『大東亜論』というのは

あると思う。

ただし、福岡人も今や玄洋社のことを知らないから、

設営隊長は福岡の郷土史研究の人々ともコネを作っておく

方がよいと思う。

玄洋社ツアーを行うという手もある。

創造的に人を集める方法を考えなければな。

 

大坂・京都方面はやっぱり『ゴー宣』も売れるし、

「ゴー宣道場」でも欠席者が少なく、熱意が高い。

年に一回だからかもしれないが、あれならもっと短期間で

3回目をやることも可能だろう。

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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